夕食

冷え込んできた夜に僕は自転車をこいでスーパーに夕食を買いに行った。
買ったものは、きつねうどんとプリン。なかなかうまそうである。
家に帰ってさっそく食べようとするとうどんのスープが入ってない。
あのだし汁の入ったパックが入ってるいるはずなのにどこにも見当たらない。
もしかして入れ忘れたのかと愕然としかけたとき、目に暖めるとスープが出てきますのも字が飛び込んできた。
そんな商品はもちろん聞いたことも無く、しばらく考える。
それからおもむろにふたを開けて中身を確かめるとうどんの麺にすこし茶色い染みが付着していた。
そのとき僕はようやくゼリー状に固めたスープが麺の下にありそれがレンジで暖めることにより溶解しスープになることを理解した。
納得したとこで早速レンジにいれ5分過熱する。
中の様子をずっと見ているとだんだん汁っぽさが出てきているようであった。
汁はあったということでふと不安が抜けた。
そうしているうちにうどんは完成し、僕は容器を素手でさわり「熱っ」といいながら暖められて湯気の上がるうどんをとりだし机の上に置いた。
後は蓋をゆっくり取り付属の唐辛子を投入し割り箸をぱきりと割ってズルズルと音を立てながらすすった。
うどんを食してこの記事を書いていたのだがプリンを買ったことをすっかり忘れており、今思い出したw