嫌いな人間

一番嫌いな人間はどのような人間だろうかと思考をめぐらしてみると、
多分責任もなく正論をまるで自分の意見であるかのように押し付けてくる人間である。
では、なぜそういう人間が嫌いなのかを説明する。
まず、正論を言うというとろころだこれはそもそも責任感のなさとセットになっている。
世間の大多数がそう思い感じてお間違いじゃない、だからお前もそうすべきだろという自分の意見なのか分からないところにイライラさせられる。
そして、それが間違ったりしていたら皆も間違っているから安心だというのが透けて見えてくるのだ。
その意見を信じて間違ったとき俺はどうすることもできない。
自分の行動に責任をもてないではないか。
だからいやなのだ。
次にそれを自分の意見であるかのように言うというのがダメだ。
大多数という権力がそうさせるのか、それともその威を借っているのか分からないが、
個人の根拠の不明さがある。
最後に、押し付けてくるのが最悪といって良いほど嫌いである。
まぁ、百歩譲って今まではいいとしても押し付けられるのはいやだ。
押し付けてくるやつは大体説明もなしにコレが常識なんだと言わんばかりに、
威圧的に押し付けてくる。
まさにこれは害以外のナニモノでもない。
害というのはその人間を理解しようともせずコレが正しいコレが効果的コレが全てなのだというマッチョな思考停止具合が白痴のレベルである。
とまぁ、こんな風に嫌いなのだ。
ただしこれは何にも属さない人間を前提としており、仕事や法律などなど束縛を考えると我慢しなければならない現状がある。